ハードフォークまで2週間のビットコインキャッシュ、過去の値動きは?【仮想通貨相場】







先週(10/30―11/1)のBTCJPY相場は、堅調に推移し、年初来高値を更新した。

金曜日(10/30)のBTCJPY相場は反発。

BTCJPYは午前7時から午前8時にかけてやや軟調な動きとなり、140万円まで下落していたが、東京市場時間に入るとゴールドが上昇しそれにつられる形でBTCJPYも午前の高値となる142.6万円まで回復した。しかし、週末を控えた株式市場でリスク回避の売り圧力が強まると、日経平均株価、TOPIX、マザーズ先物のすべてが下落し、BTCJPYも午後3時に137.1万円まで下落した。

欧州市場時間では、米国大統領選挙と新型コロナウイルス感染者拡大を背景にしたリスク回避の流れから欧州株が下落して始まったが、BTCJPYは137万円台でサポートに支えられて底堅い推移となった。さらにダウ先物やゴールドが上昇に転じたことも追い風となって続伸し、午後9時前には139.8万円まで値を戻した。

米国市場時間開始直後の午後10時半頃からゴールドとNYダウ平均株価が下落した一方で、BTCJPYは138.5万円でサポートされ反発上昇した。翌午前1時には日中高値である142.6万円に迫る141.9万円まで続伸した。その後は、米国株の前日に続く続落には反応せず、141万円~142万円での高値圏でのレンジ推移となり結局陽線で引けた。

土曜日(10/31)のBTCJPY相場は続伸し、年初来高値を更新。

10/31でサトシ・ナカモトのホワイトペーパー公開から12周年を迎えたBTCJPYは、ご祝儀記念相場となった。先週末からのリスク回避的な動きを引継いで取引は手控えられ、午前7時から午後2時にかけて141.5万円から143.6万円までのレンジで揉み合った。午前11時には143.6万円まで上昇したが、正午にかけて140.5万円まで押し戻された。

午後3時からは買いが先行、上値を伸ばし午後7時には、上値として意識されていた14,000USDを突破すると、土曜日の高値となる147.1万円まで上昇した。依然として高値警戒感が強いこともあり、その後20分足らずで142万円台半ばまで値を崩すが、下値も堅く、午後9時には145.8万円まで反発した。

午後9時以降のBTCJPYは、対USDで昨年高値を更新したこともあり、高値警戒感と期待感が交錯する展開となった。翌午前0時にかけて143.7万円まで下押すと、午前1時に145.2万円まで反発、しかしそこで頭打ちとなり、午前4時には143.3万円までじり下げた。同時間帯にイングランド全土でのロックダウンが発表されたが、前日に報じられていたこともあり、BTCJPYは145万円台手前まで買い戻されて取引時間を終えた。

日曜日(11/1)のBTCJPYはもみ合い相場。

午前7時台に日曜日の高値となる145.4万円をつけてから下落基調が続き、午後1時には安値となる142.7万円まで値を下げた。そこから午後5時にかけて反発し、144.7万円をつけたが、買いが続かず143万円台前半から144万円台前半のレンジで揉み合いとなった。その後も11/3に控える米国大統領選が意識されてか、値動きの乏しい展開が続いた。

午後9時からは、大阪都構想の是非を問う住民投票の結果が公表され、僅差で反対多数となった。軟調に推移していたBTCJPYは、145万円台を堅めることができず、明け方まで144万円に下落、狭いレンジに終始した。

~~2020年10月を振り返り~~

2020年10月のBitcoinは、始値113万円から終値144万円(安値109万円、高値147万円)の27%超上昇の大きな陽線であった。

中旬までは11月に控えた大統領選挙の下馬評や討論会、支持率の変化によりリスク資産が右往左往する中、そうした資産との相関性が薄れて暗号資産市場は底堅い動きとなった印象であった。

DeFiによるEthereum需要の高まりに始まり、MicroStrategyやポールチューダージョーンズがBitcoinをインフレヘッジとして、アセットへの組み入れを公開し、暗号資産に対する市場全体の理解が深まったことは暗号資産全体を押し上げた一因と言える。さらに、世界中で約3億5000万人のユーザーと2600万人のユーザーが利用するPayPalがいくつかの暗号資産についての使用を公表し、実際に利用が開始したことはBitcoinや他の採用暗号資産にとって大きなサポート材料となった。これは数年前の暗号資産からは、夢にも思わないレベルで、暗号資産が世界的に受け入れられつつあると受け取ることが出来るだろう。

11/1営業日の全暗号資産終値の前日比は上記グラフの通り。

平均値は0.97%、中央値は0.35%、標準偏差は1.10%。

最大上昇銘柄はETHJPYの+2.39%。最大下落銘柄はETCJPYの-0.58%。

最大上昇銘柄のETHJPYは10月下旬から軟調な展開が続いていたが、40,000円での下値堅め、BTCJPYの上昇につられる形で反発上昇した。

最大下落銘柄のETCJPYは、9月下旬以降530円から600円でのレンジ推移が続いている状況である。10/22に596円で反落した後は軟調な展開が続いており、11/1も材料薄なこともあり続落した。
11/1営業日の全暗号資産終値の24時間ボラティリティは上記グラフの通り。

平均値は2.94%、中央値は2.97%、標準偏差は0.87%となった。

最もボラティリティが高かった銘柄はXEMJPYで4.97%。一方、最もボラティリティの低かった銘柄はBTCJPYで1.88%であった。

・BCH(ビットコインキャッシュ)、過去のハードフォーク時の価格推移は?
BCHは11/15にハードフォークを予定している。BCHはこれまで半年に1回のペースでハードフォークを実施しており、今回のハードフォークでは2018年にBCHから、BCH ABC(BCH)とBCH SVに分かれたように、BCHNに分岐する可能性があるとされている。




この記事へのコメント